インナーケアで、身体の内側からキレイを目指そう
暖かい日が多くなって、ウキウキした気持ちになる春。
でも実は、温度・湿度の変化や環境のストレスにより
こころも身体もゆらぎがちに。
「何となくお肌の調子が悪い」
「しみ・しわが気になる」
「手荒れや肌荒れがひどくなった」
などのお悩みが特に気なる時期でもありますね。
これらのお悩みは、身体の機能が弱まっているサインかも。
そんな時は、身体に本来備わっている修復力を引き出す「インナーケア」に注目してみましょう。
心とカラダを内側から整える。
この春は、インナーケアで体の中からキレイを目指してみませんか?
インナーケアとは
インナーケアとは「食事」・「運動」・「睡眠」を見直すことにより生活全般の質を高め、身体の内側から健やかさや美しさを目指す美容法です。
見た目年齢にも影響するため、インナーケア=エイジングケアとも言えます。
お肌は健康のバロメーター。
どんなにスキンケアを頑張ってもお肌が満足いく状態でない場合、身体の内側に問題があるかもしれません。
たとえば、身体に必要な栄養素が足りていない、睡眠不足で疲れが溜まっている、体を動かす機会が無いなど、思い当たることはありませんか?
忙しい毎日の中で、どうしても見過ごしがちになってしまいますが、
全身のコンディションを整えるためにも、今一度食生活や生活習慣を見直してみることをおすすめします。
インナーケアの3つのポイント
インナーケアをする上で重要なポイントは下記の3つです。
バランスの良い食生活
適度な運動
質の良い睡眠
バランスの良い食生活
インナーケアにおいては毎日の食事がとても重要になります。
なぜなら人間の身体を作る全ての源は、食べ物から摂取する栄養であるからです。
コンビニ食やジャンクフードばかり食べていると身体に必要な栄養素は摂取できませんし、外食もよほど気を使わなくてはバランスの良い食事にはなりません。
「正しい食事」というのは、1日の摂取目安量を守った栄養バランスの取れた食事をいいます。
ただ、3食全ての栄養バランスを考えるというのは、なかなか大変ですよね。
何を食べればいいのか迷ったときは、まずは下記の4つのポイントを意識してみてください。
①抗酸化作用を高める栄養素
「抗酸化」とは、体が酸化しないように抑制する作用のこと。
エイジングケアのみならず、様々な病気にならないためにも、食品から抗酸化作用に関わる栄養素を摂取することが大切です。
抗酸化作用に関わる栄養素
ミネラル
・鉄
抗酸化作用のある酵素の構成成分となる
・亜鉛
ビタミンAの代謝を促し、抗酸化作用を活性化させる
牡蠣、牛肉、豚肉、
・セレン
抗酸化作用を持つ酵素の構成成分として、体の酸化を防ぐ
・銅
抗酸化作用を持つ酵素の構成成分となる
ビタミン
・ビタミンA
肌の健康を維持
ニンジン、カボチャ、トマト、ホウレンソウなどの緑黄色野菜
・ビタミンC
細胞質や血液中で活性酸素の抑制に働きます。シミ予防
果物、野菜、イモ類
・ビタミンE
細胞膜の酸化を防ぎます。老化防止
種実類、アボガド、かぼちゃ
・ビタミンB2
3大栄養素の代謝に関わる
・ビタミンB6
たんぱく質の合成を促す
②酵素
発酵食品や新鮮な野菜・果物に含まれる酵素は、消化活動を助けてくれます。
毎食1つは取り入れるようにしましょう。
野菜や果物は生で食べるのがおすすめですが、
そのまま食べるよりすりおろしやジュース、スムージーにしていただく方が、より酵素を摂り入れやすくなります。
③食物繊維
インナーケアで重要なのが、腸内環境を整えること。
身体の排泄機能が正常ではなく便秘になってしまうと、身体に肌荒れやむくみなどの悪影響がでてしまいます。
食物繊維の多く含む食材を積極的に摂取して、溜めない体を目指しましょう。
④ジャンクフード・添加物・砂糖など体に負担をかける食べ物は極力避ける
忙しくてコンビニ食やレトルトに頼りがち、ストレスでお菓子を食べすぎてしまった…そんな時にお肌の調子が悪くなってしまった事はありませんか?
インナーケアのためには、お肌にストレスをかけることをなるべく避けるのも大事。
例えば、「精製された砂糖を天然の糖類に変える」「添加物が含まれている食品はなるべく避ける」「有機やオーガニックの食品を選ぶ」など、
まずは無理せず、出来ることから少しづつ始めてみるのもおすすめです。
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適度な運動を取り入れる
パソコン作業などで長時間同じ姿勢でいると、血の巡りが悪くなり健康リスクが高まります。
いきなり本格的な運動をするのは大変なので、まずはおうちで気軽にできるストレッチなどから始めてみましょう。
家事の合間やお風呂上りなど、少しづつでもいいので習慣化することを目指しましょう。
ストレッチ
股関節のストレッチは、下半身に新鮮な血液を巡らせることができるのでおすすめです。
1.床に座ってあぐらのような姿勢になり、両足の裏を合わせます。両手で足をつかみ、かかとをできるだけ体の近くに引き寄せてください。
2.骨盤を立てるイメージで姿勢を正したら、そのまま30秒間ゆっくりと呼吸します。
3.両腕を伸ばして前方の床に手のひらをつけ、背中を丸めないようにゆっくりと上体を前に倒します。
4.上体を倒したまま、1分間ゆっくりと呼吸します。
1.つま先を前に向け、拳1個分ほど両足の間隔を空けて立ちます
2.片方の脚を大きく前に置き、脚を前後に広げましょう
3.後ろ脚のヒザは伸ばしたまま、前足のヒザを90度程度まで曲げて身体を落とします
3.しっかり伸ばしたら1の姿勢に戻り、反対側も同様に行います
質の良い睡眠を心がける
質の良い睡眠には疲労の回復やストレスの軽減など様々な効果が期待されます。
毎日7時間ほどの睡眠をとるのが理想とされていますが、現代人の多くは慢性的な睡眠不足に陥りがちです。
寝つきが悪いという方は、入浴によって深部体温(脳や内臓の温度)を上げるのがおすすめ。
人は深部体温が下がるときに眠くなるので、就寝1~2時間前に入浴を済ませれば自然な入眠を促せます。
熱すぎるお湯は逆に目が冴えてしまうため、38~40度程度のお湯に20分ほどつかりましょう。
美と健康のために、インナーケアを取り入れよう
食事・運動・睡眠はとても大切ですが、忙しい毎日ではどうしても後回しにしてしまいがち。
しかし、内面から光り輝く健やかな美しさを目指すならスキンケアだけでは力不足です。
インナーケアを取り入れることで、身体の内側から、より効率良くケアを行えます。
「肌トラブルが一向に改善しない」「何となく気になっている身体の不調をどうにかしたい」という方は、ぜひインナーケアを試してみてくださいね。