素材でこんなに違った! 花粉が付着しやすい衣類はコレ

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スギやヒノキなどの花粉が多く飛ぶ、いわゆる”花粉シーズン”がいよいよ到来。いろいろな花粉対策がありますが、毎日着る衣類にも、花粉が付着しやすい素材としにくい素材があるのをご存知ですか? どんな衣類に花粉が付着しやすいか知っていれば、ファッションの面からも花粉対策ができますね。毎年花粉症に悩まされる方は知っておくと役立ちますよ!

 

◆ウールセーターやフリースは要注意!


「衣類に付着して家の中に持ち込まれる花粉」と「1時間の換気で窓から侵入する花粉」はどちらが多いか、洗濯洗剤などでお馴染みのライオンが調査したところ、ウールセーターやポリエステルのフリースの場合、1枚に付着した花粉はなんと約10万個。1時間の換気で窓から侵入する花粉の数の6倍以上という結果に。衣類って想像以上に花粉を持ち帰っているんです。

 

◆花粉の付着量は衣類の「素材」、さらには「静電気」が影響大!

まず、衣類の表面の凹凸の状態によっても花粉の付着しやすさが変わります。
花粉が付着しやすい衣類は、羽毛や凹凸がある生地のもので、ウールのコート、セーター、コーデュロイなど、また今年トレンドのクラッシュベロアも付着度は高くなります。
花粉が付着しにくい衣類は、凹凸が少ない生地のもので、トレンチコート、ジャンパー、トレーナー、チノパンなどです。
さらに、花粉は静電気が発生すると付着しやすくなります。ちなみに静電気が発生しにくいのは綿のような素材です。場所としては、女性の場合だと「コートの裾」、「おへそ周り」、「バッグとこすれる部分」が発生しやすいゾーンになります。

 

◆静電気防止スプレーで花粉の付着を未然に防ごう!

外出先から戻った時に花粉を払うだけではなく、外出前に衣類全体に「エレガード」など、静電気を防止するスプレーを使用しておくと、花粉の付着を抑えることができるので、おすすめです。外出前に約20cm離して、擦れやすい部分を中心にスプレーしておけば、静電気を防ぐことができ、花粉を衣類に寄せ付けにくくなります。外側だけじゃなく、コートの内側などもスプレーしておくと、なお安心ですよ。

まだまだ寒い日もあり、やっぱりコートやウールのニットなどの出番は多めの予感。花粉が付きやすい衣類でも静電気を防止するスプレーなどを使って、上手に花粉対策をしてみてください。

 

【引用】mammemo/竹腰菜生

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