知らず知らずのうちに溜まっている?「有害物質」とは
有害金属などの”有害物質”は、実はどんな人でも多かれ少なかれ体の中に存在しています。
私たちは目に見えないものにはどうしても無関心になってしまいがちですが、
私たちの生活の中には何千万種類の有害物質が存在しており、
知らず知らずの間にそれらを吸収してしまっています。
有害物質は、たとえ微量であっても、
人体に影響する可能性があるので、注意が必要です。
代々引き継がれる「有害物質」
近年の研究により、
赤ちゃんのへその緒から、有害金属などを含む300種類以上の化学物質が検出されたことが報告されました。
これは母体が取り込んだ化学物質が胎児に引き継がれてしまう事を表しています。
更に、そのうち2/3以上の化学物質は、30年以上前から禁止されていた物質です。
すでに生産も使用もされていない物質がいまだに体内に蓄積されてしまっているということです。
これは、環境や人体への蓄積が長期にわたるとともに、いかに排出が難しいかということも物語っています。
これらの有害物質の胎児期暴露は、
子どもの注意欠陥・多動性障害(ADHD)や神経発達に影響することや、生殖系(不妊)、免疫系、代謝系などへの影響が明らかにされています。
このようにして私たちは生まれながらにして、多かれ少なかれ有害物質を引き継ぎ、知らず知らずに次の世代に継承してしまっているのです。
不調の原因は有害物質かも?
私たちが抱えている体や心の不調、さまざまな疾患・病気などは、実は有害物質から引き起こされている可能性があります。
ウィルス・細菌・感染症などが引き起こすものとして、
慢性疲労症候群、副腎機能不全、自閉症、発達障害、アルツハイマー病、メタボリック症候群、糖尿病などが一例としてあげられますが、
感染しやすく病気になりやすい人・同じ環境にいても病気になりにくい人…これらの違いには、実は体内の有害物質が深く関わっているそうです。
本来、私たちの体には防御機能が備わっていますが、生活の中で徐々に有害物質を蓄積し続けてしまうために、細胞の機能が働かなくなり、病気を引き起こしてしまうと言われています。
●参考
いこらぼ検査の結果より~有害金属は年齢とともに蓄積量が多くなる傾向に
有害物質は、年齢を重ねるごとに蓄積量が多くなる傾向にあり、それとともに重大な病気のリスクも増加してしまうため、
なるべく早い段階での対策が必要です。
有害物質との関連性が指摘されている疾患
多動症(ADHD)、アレルギー、喘息、アルツハイマー病、貧血、自己免疫疾患、高血圧、腎疾患、がん、慢性疲労症候群、糖尿病、不妊、子宮内膜症、記憶力低下、うつ、不安障害、子宮内での発達障害、末梢神経障害 など
有害物質を排出し、病気になりにくい体をつくる
医療の発達に伴い、平均寿命は年々伸びていく傾向にあります。
介護や補助なしで自立した生活ができる期間であれる「健康寿命」と平均寿命の差は、女性で12.35年、男性で8.84年と言われておりますが、出来る限り、健康でいられる期間は伸ばしていきたいものですね。
いこらぼでは、皆様により健康で快適な毎日を送っていただくため、まずは、下記の3STEPをお勧めしています。
健康で快適な毎日のための3STEP
①有害物質をなるべく避ける
②有害物質を排出する
③有害物質を取り込みにくい体を作る
有害物質が体内に蓄積されていると、必要な栄養素が吸収されにくくなってしまいます。
「せっかく食生活に気を使っているのに、実はまったく吸収されていなかった…」ということを防ぐためにも、
まずは体の中をきれいに浄化してあげることが重要です。
いこらぼでは、有害物質を排出しやすい体づくりをテーマに、お役立ち情報を随時発信して参りますので、ぜひ皆様の健康生活にご活用いただければ幸いでございます。
有害金属の排出には▼