目覚めスッキリ! 寝る前にしたい4つの習慣 ~睡眠美活~
「睡眠」は、健康と美容を守る大切な習慣です。栄養や運動と並ぶ生活習慣の3本柱のひとつなのに、改善すべき点があってもあとまわしにしていませんか?人間にとって欠かせない「睡眠」についてもっと考えてみましょう。今回は、寝る前に意識したい4つの習慣をお伝えします。
①胃に食べ物を入れるのは「3時間前」まで!
睡眠中の消化器は、エネルギーを蓄える方向に働くので、食事は就寝の3時間前までと心がけましょう。内臓が消化活動をする間は、体が眠りに専念できないため寝不足に繋がります。夕食の時間が遅くなりそうという日は、無理に食べようとせず朝と昼にしっかり食べれば大丈夫。くれぐれも、寝る前に食べないよう心がけたいですね。
②間接照明の「赤い光」が眠気を誘う!
就寝前の部屋は、間接照明などで暗めにしておくと◎。その際、蛍光灯よりも白熱灯の赤い光を選ぶようにしましょう。赤い光とは、炎の揺らぎの色を指します。人間は、焚き火をを見ると眠くなるメカニズムをもちます。LEDのキャンドルでも、良いでしょう。また、眠る前のTVやPCなどの青い光は控えるようにしてください。寝る前のスマホいじりは、脳が目覚めて興奮状態になります。
③神経を鎮める「ホットドリンク」とは?
牛乳に含まれるアミノ酸が睡眠リズムを整えるホルモン(メラトニン)に良いと知られますが、合成されるまでに時間がかかります。そのため、寝る前に「ホットミルク」を飲んでもあまり意味がないんだそう。体を温めて心を落ち着かせるなら、白湯またはハーブティを! 神経を整える「バレリアン」と「パッションフラワー」がおすすめです。
④「入浴」で、体を温めてリラックスを!
人間の体は、体温が下がって眠気を感じるシステムになっています。入浴で体を芯から温め、ゆっくりと体温が下がるにつれ深い眠気が誘われます。家庭でも楽しめる入浴剤(炭酸水素塩泉、硫黄泉)や、神経がリラックスできる香りを使うとより効果的です。また、シャワーしか浴びれない人は、首の後ろに水流を当てると末端の手足がポカポカと温まり、体内からの放熱を促せます
どんな人でも、劇的に「質の良い睡眠」に改善する得策はありません。ぐっすり眠れない、すっきり目覚めないと疑問を感じたら1日の行動習慣、運動量、食生活、ベッド周りの環境などを見直すことが大事。また、週末に「寝溜め」をするのは、体内時計のリズムが狂うのでやめておきましょう。ちなみに、睡眠時間も人それぞれです。自分にぴったりの方法を追求しながら、少しづつ「改善」していきましょう!
引用:mammemo/ito maki